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「あ……うぅ……」
「光、すっげぇ声出してたな。そんな気持ち良かった?」
「うあ……あ」
隆司の言葉が届きはするが、朦朧とした頭でそれを処理する事が出来ず、うまく答えられない。
「じゃあ、さ。そろそろ……入れてみても良いだろ?」
再び、返事を待たずに、隆司が光の股間へと自分のモノをあてがう。
「ふぁ……」
次の瞬間――。
「うぁ!? 痛っ! 痛い痛い! イダイぃ!」
快楽の欠片も無い、激しい痛みだけが光を襲う。
「ぐ……。きつい……これ以上入らない……か?」
言いながら隆司が腰を何とか押し進めようとする。先端しか入っていないのに、光は皮膚を切り裂かれたかのような痛みを覚えていた。
「無理無理! 無理だって! もう抜いて!」
目に涙をあふれさせ、光が懇願する。しかし、隆司はその言葉を無視する。
「もう少しだから、我慢してくれ、なんとか……」
「マジ無理だって! 死んじゃう! 死ん――」
光は、ズン、という音を聞いたような気がした。自分の股間に一気に押し入った異物の感触と、それに伴う激しい痛み。そして、その棒が、内臓を押し上げる不快感とが混じり合い、苦痛としか表現できない感覚に身を包まれた。
「が……あ……」
目を見開き、口をパクパクとさせる。
「な……もう……抜いて……」
懇願する光の耳に、さらに絶望を促すような言葉が届く。
「待って……あと半分くらいで全部入るから」
「半分!? もう無理だって! 限界だから! なあ!」
首を激しく左右に振り、限界をアピールするが、隆司は聞き入れてくれなかった。
「ほら、光、力抜いて……ふんっ」
「いぎぃ!」
光自身、もう入り込む隙間など無いと思っていた股間の穴に、更に隆司のモノが押し入ってくる。
「くぅ……入ったぁ……。すっげぇ気持ち良い……」
隆司の満足そうな言葉が聞こえる。
「じゃあ……動かすぞ」
嫌だ、という意思表示に、力なく首を振るが、それが見えていないのか、隆司は完全に無視して、腰を前後に振りだした。
「痛い……抜い……いぃ! 頼むからやめ……うぁ! なあ、もうマジで無……ぐぅ!」
隆司が腰を引くと同時に、内臓を押し潰す圧迫感が減り、股間の激痛も和らぐ。その隙になんとか隆司に苦痛を訴えようとするが、言い終えるより早く再び突き入れられてしまう。そのため、何を言おうとしても途中で新たな苦痛に遮られ、思うように言葉を発する事が出来ない。
だが、例え最後まで言いきれたとしても、隆司がその動きを止めてくれるかは疑問だ。
「腰……止まんねぇ。悪い、光」
呟きからも察することができる。
隆司は、光が痛みに苦しんでいる事を知りながら、しかし、己の欲望に勝てずに腰の動きを止められずにいたのだ。
「出来るだけ早く終わらせるから……。だからもう少し我慢してくれよ、な」
お願いという形を取りながらも、隆司は光の返事を待つことなく、絶えず腰を動かし続ける。
「やだ、やだ、やだ。無理だって。無理、無理ぃ……」
朦朧とした意識の中で、光は必死に出来る限りの抵抗をした。出来る限りと言っても、最早、喉の奥からかすれるような声を絞り出すのが精いっぱいだったが。
「まだ……ぁ? 早くイけよぉ……」
隆司の方は見ずに、ぼうと焦点のずれた目で天井を眺めつつ話すその姿は、声をかけると言うよりも、声を発していると表現する方がしっくりとくる。
「もう少しだから……な、もう少しだから大丈夫だって」
光が何か言うたびに、隆司は「もう少し」と言って行為を続ける。しかし、その「もう少し」はいつまでたっても「もう少し」のままであった。
「う、うぅ……っ!」
隆司が呻きを漏らす。これまで均等のスピードで前後に動いていた隆司の腰が、小さな呻きと同時にゆっくりになる。
ようやく射精するのだろうと考え、光は安堵する。隆司のモノが、ゆっくりと引き抜かれていく。ゆっくりではあるが、それでも、光の股間には激しい痛みが伝わってくる。しかし、内臓の圧迫だけは徐々に減っていき、光の苦しみを和らげる。
あとほんの数ミリで隆司のモノが抜ける。光がそう考えた次の瞬間だった。
「ひぎぃ!?」
これまでで、最も力強く、そして、最も深くまで隆司のモノが一気に押し込まれる。
「く……うぅ……! イク……!」
あまりの刺激に意識が飛びそうになる。呼吸を忘れ、口をパクパクと動かす。それと同時に光は、自分の体内に隆司が精液を吐き出す感触を、確かに感じ取った。
「ふう……気持ち良かった。……あ、ひ、光!? 悪い!」
射精をすることで冷静さを取り戻した隆司は、慌てて自分のモノを光から引き抜く。隆司のモノは、当然ながら、グロテスクな程に血に染まっていた。
ようやく苦しみから抜け出せたはずの光は、とうに限界に達しており、隆司が離れても、起き上がることも何か言うこともできなかった。
「悪い! 本当に悪かった!」
「悪いで済むか! 変態! ロリコン! 鬼畜! 強姦魔!」
またも土下座をしている隆司に向かって、ようやく気力を取り戻した光が雑言を浴びせる。
未だ男の姿に戻れていない光は、服も着ないで隆司の頭を踏みつける。しかし、今の光では隆司にダメージを与えることはできない。体重が軽いことや力が少ないこともそうだが、激しい運動をすると、股間に鋭い痛みが走るためだ。
「本当に悪かったと思ってる! お詫びになんでもするから! だから許してくれ!」
「なんでも……? 本当か?」
床に頭を擦りつけたまま詫びる隆司に対し、光が怪しい笑みを浮かべる。
「ああ、本当だ! 何でも言ってくれ!」
それを聞いた光は、姿見に映る自分の姿をじっと見つめる。そうして、正直自分が可愛らしい外見をしていることを心の中で受け入れる。
「なら……。この液体、まだ残ってるんだろ? その残りを全部よこせ」
「……え? そんなんで良いのか?」
拍子の抜けたような表情で隆司が聞き返す。
「ああ、それで許してやるよ」
「なんだ、それなら喜んで進呈するよ。いやあ、てっきり、俺も同じ目にあわされるんじゃあないか、くらいには覚悟してたから、ほっとしたよ」
安い薬ではないが、自分が強姦されることに比べたら遥かにマシだ。そうとも取れる言い回しに、光は少しだけむっとする。
「ま、俺は心が広いからな。ただし、二度目は無いから、覚えておけよ」
「ああ、気を付けるよ。本当に悪かった」
隆司と約束を取り付けた光には、一つの考えがあった。
確かに最後は地獄の苦しみだった。しかし、それまでは、男だった頃には想像もつかない様な快楽を味わっていた。ならば、なぜ苦しみを味わうことになったのか。それは、隆司と自分の体のサイズがあまりに違いすぎたからだ。ならば、同じサイズの相手となら、きっともっと最後まで楽しめる筈だ。
そう。今の自分と同じ程度のサイズの相手となら――。
近くにある小学校の場所と、学校の終わる時間を頭に浮かべながら、光はこれからのことに思いを馳せるのだった。
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ショタ!?
ショタ狙いっすか!?
よし! 許可する!
どんどんいけ!!(偉そう)
龍。 | URL | 2010-02-13(Sat)00:02 [編集]
>龍さん
コメントありがとうございます。
ロリも良いけどショタも良いよねぇ。
ショタの魅力はアレです。
性知識が不完全な点にあります。
ロリにももちろんそういう面はありますが、ショタの場合はその一点に集約されていると思うのです。
訳も分からぬまま快感に振り回されるショタ。
あるいは、性に対する興味は有れど、妊娠の危険など、肝心な情報が抜け落ちているショタ。
それは……エロいですよね!
というわけで、許可された以上はどんどん……。
……いずれ行きます(弱気ぽ
まろんど | URL | 2010-02-13(Sat)01:21 [編集]
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