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喫茶ま・ろんど

TSFというやや特殊なジャンルのお話を書くのを主目的としたブログです。18禁ですのでご注意を。物語は全てフィクションですが、ノンフィクションだったら良いなぁと常に考えております。転載その他の二次利用を希望する方は、メールにてご相談ください。

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くたばれロリコン教師(後)

 靴下を脱がされている間、怖いくらいに凝視された。もしかしてこいつ、足フェチか? だとするとこの責め方は大正解だったな。
 靴下が脱げると、顔をぐっと近づけてきた。どうやら匂いを嗅いでいるようだ。コイツ、あっという間に調子に乗りやがる。


「ちょっと、やめなさいよ」
 ムカついたので、そのまま踏み付けるように足の裏を顔面に押し付けてやった。ちょっとは痛い目……。ってコイツ、興奮してやがる。そりゃあそうか。匂いかぎにくるくらいだもんなぁ。踏まれたって逆に喜ぶだけか……。それじゃあ……。
「何勝手な事してんのよっ」
 顎を軽く蹴りあげてから、もしかしたらこれも喜ぶんじゃあなかろうかと心配したが、ちゃんと痛みに悶えてくれた。一安心だ。
「す、すみません、つい……」
「録音の事忘れてるんじゃないでしょうね? 次無いからね?」
 しかしコイツは、「つい」生徒の足の匂いを嗅ぐのか。よく今まで問題起こさなかったな……。それとも、気付かれていないだけか? ……その可能性は充分にあるな。この後の事も考えて、予防線を張っておくべきか……。
「ね、センセ。ちょっと暑いしさ、窓開けておいてくれる?」
 実際はそれほど暑くない。むしろ涼しいくらいだ。しかし、こうしておく事で最悪の場合の逃げ道を確保できるのだ。

「ねぇ、センセ、あたし以外にもこんな事したことあるの?」
 戻ってきて再び目の前に正座させてから、そんな質問をした。
「え、い、いえ、そんな事はありません」
 目がこっち向いてねぇ。
「……本当は?」
「に、二三度、魔が指して……」
「……本当は?」
「…………十二人です」
 ……この数字が真実かどうかも怪しいが、これより少ないという事はないだろう。しかし半端な数字が実に生々しい。聞かない方が良かった気がしてきた。
「じゃ、正直に答えたご褒美。どうしたい?」
 足先を顔の目の前に持って行く。果たして何を要求してくるだろうか。楽しみだ。
 数秒後、おずおずとした口調で、ある意味予想通りの要求をしてきた。
「あ、な、舐めたい……です……」
 もっと変態じみた事を言ってくるかと思ったので、正直拍子抜けというものだ。……いやいや、待て待て。この状況で足を舐めたがる教師って相当NGだろうが。なんか俺、考え方がおかしくなってるな。教師を屈服させている事に高揚でもしてるんだろうか。
 まぁ、考えても仕方がない。NG発言とはいえこっちの予想の範疇の行動なのだし、このまま話を進めるか。
「舐めたいとか。ホント変態だよねーw」
 小馬鹿にした風に――というかむしろ小馬鹿にしながらあざけって見せる。どんな表情を見せるか期待したのだが、どうやら興奮しているように見える。……こういう性癖だったのだろうか。
「ほら、舐めなさいよ。良いわよ、ご褒美なんだから」
 そう言うと、お預けを食らっていた犬のように足にしゃぶりついてきた。いや、むしろ本気で犬にしか見えない。
「あはは、犬みたい。かっこ悪ーいwww」
 と、最初のうちこそ俺も余裕でいたのだが、舐め続けられるうちに、段々とそれが無くなっていってしまった。恐らくだが、これまでの十二人相手にもやらかしてきているのだろう。随分と慣れた舐め方に、くすぐったさ以上の物を感じ始めてしまっていた。
「ん……っ、あ……っ」
 不定期に足先をビクンとさせながら、声を漏らしてしまう。俺の立場の方が上のはずなのに、良いように弄ばれてしまっているかのような感じだ。
「ん……っ。も、もう終わりよ。やめなさい」
 良いようにされるのが気にくわず、ごまかすように命令したが、まるで耳に届いていないのか、それでも黙々と舐め続けていた。いや、それどころか、むしろますます調子に乗り、足先からかかと、そしてふくらはぎと、足の付け根に向かって舌を移動させていった。
「や……めなさい!」
 足を振りほどこうと力を入れたが、がっつりと掴まれており全く動かせない。ある程度予想はしていたが、これだけの体格差があるのだ。今の俺がどれだけ力を入れようとも、目の前のコイツが本気で歯向かってくれば、俺に太刀打ちのしようなぞあるはずがない。コイツが従順なうちはいいが、もし……いや、既にこうやって足を離そうとしていないじゃあないか。目の前の快楽に夢中になって、ICレコーダーの存在まで間違いなく吹き飛んでいる。
 そうやって抵抗している間も舌はどんどんと登って来て、ついに内ももにまで辿りついていた。
「やだ……っ。だめ……っ」
身をよじった拍子に体のバランスが崩れ、イスごと勢いよく倒れ込みそうになる。その隙を突くかのようにして、とうとう舌が股間に押し付けられた。その瞬間感じられたぬるりとした感触は、唾液のモノではなく、俺自身の分泌物なのだと一瞬で理解出来た。
「この……っ。離せっつってんでしょ!!」
 反対の足で思い切り顔面を蹴り倒す。ぶげっとかぶごっとか、そんなような情けない声を出してその場にうずくまった。俺は俺で、その反動で思い切りイスごと後ろに倒れ込んでしまった。打ちつけた腰をさすりながら立ち上がり、見てみると鼻血を垂らしているのが見えた。必死で分からなかったが、おそらくさっきの一撃が鼻にクリーンヒットしていたのだろう。
「ったく、調子に乗って。本当に気持ち悪い」
 本心から出た言葉だった。少し残念ではあるが、これ以上何かある前にさっさと切り上げてしまうべきだろう。このままでは綾の――つまりは俺の貞操が危ない。
「す、すみません……」
「もう次無いって言ったよね? 言った通り、もうおしまい。あたし、校長先生のとこに行くわ」
 立ち上がり、入口の方に体を向けた時だった。
「た、頼む、待ってくれ! 悪かった! 悪かったから!」
 後ろから肩を掴まれ思い切り引き倒された。手加減のない大人の力だ。床に打ちつけられた背中に痛みを覚えたが、それ以上に、のしかかってくる大人の体重に呼吸がつまりそうだった。
 この状況は本気でヤバい。貞操どころか最悪命の危険まであるんじゃあなかろうか。
「せ、セン、セ……。苦しい……」
 それを聞いてはっとしたかのように力が緩んだのが感じられた。その隙をついて、ポケットに入れてあったICレコーダーを取り出し、窓に向かって思い切り投げた。予定通り、ICレコーダーが開いている窓から落ちていく。
「はぁ……はぁ……。ほら、早く取りにいかないと……。誰かに拾われたら終わりじゃないの?」
 はっとしたような表情になり、大慌てで教室を飛び出して行った。後に取り残された俺は、乱れた服装を落ち着いて整えると、反対のポケットからもう一つのICレコーダーを取り出した。
「ふぅ。ま、用心に越したことはないしな。もっとも、四つも用意したのは用心しすぎだったかもしれないけど……。さて、こっちもちゃんと録音されてるか?」


「……ったからつい……。怒ってるかい?」
「いきなり変な事されて、怖かったです……」
「うん、本当にゴメンね。先生悪かったよ。でも、本当に綾ちゃんが可愛いから我慢出来なかったんだよ。だから、先生の気持ちも分かってくれるだろう? 綾ちゃんは優しい子だからね」
「え、な、なにす」
 オッケー。んじゃあ、こいつを校長室に持って行って任務完了だな。女王様ごっこがおしまいなのは残念だが、流石にこれ以上危ない事をするわけにもいかんだろう。


「校長先生、いますか?」
 校長室と書かれたドアをノックして、ドア越しに声をかける。これでいなかったら少し困るのだが……。
「どうぞ、入りなさい」
 ドア越しに生徒の声だと判断したのだろう。威厳を感じさせる声が聞こえてきた。
 ドアを開けると、さっさと用事を済ませようと、すぐに本題に入る事にした。
「あの、校長先生、実は……」
 ……あれ? しまった。あいつ、なんて名前だ?
「あの……えっと、これを聞いて下さい」

「……ったからつい……。怒ってるかい?」
「いきなり変な事されて、怖かったです……」
「うん、本当にゴメンね。先生悪かったよ。でも、本当に綾ちゃんが可愛いから我慢出来なかったんだよ。だから、先生の気持ちも分かってくれるだろう? 綾ちゃんは優しい子だからね」
「え、な、なにするんですか? 先生?」
「昨日の続きだよ。大丈夫、本当に怖くないから。ほら」
「や、パンツ脱がさないでくださいっ」
「大丈夫大丈夫。先生を信用して、ほら……」

 再生が終わった後も、しばらく沈黙が続いた。やがて、俺が何か言おうとした瞬間、校長が口を開いた。
「この声は……坂巻先生か……。彼がこんな事をするとは……。すぐに処分を考えなくてはいかんな。怖かっただろうに。大丈夫だったかい?」
 うむ。理想の展開だ。これですべて解決する。
「ほら、綾ちゃん、校長先生が変な事をされていないか調べてあげよう。こっちに来てごらん」
 ……ん?
「どうしたんだい? 怖くないよ。大丈夫。ほら、こっちに来て下着を脱いで先生に見せてごらん」
 咄嗟の判断で、三つ目と四つ目のICレコーダーのスイッチを入れる。まさか役に立つ事になるとは……。
 っていうかこの学校にはロリコンしかおらんのか。全く、綾のためにやらなきゃならん事はまだ終わってないのか……。
「大丈夫、校長先生はお医者さんの資格も持っているんだよ。だから服を脱いで……」
「……ウゼェよ。このロリコン」
「……え?」


          了

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コメント


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幼い女の子の体で、成人男性相手に女王様然として振る舞うのはゾクゾクしますよね!(^^)
そういう妄想しながらロリエロ漫画読んでる人間なんで、このSSには思わず歓声を上げました。

幼女女王様、やってみたいんですけど、あっさり気を良くしてすぐご褒美をあげてしまいそうです(爆)
いけないいけない。大切なコの体を使ってる時以外にしないと。

それにしても、なんちゅー学校でしょうな。のっぺらぼうの怪談じゃないんだから(笑)
……憑依を使えば、逃げ込んだ先の人間が皆おかしくなる、というシチュエーションは書けるんですよね、とか呟いてみたり。

nekome | URL | 2009-04-17(Fri)20:59 [編集]


コメントありがとうございます。
nekomeさんのツボでしたかwww

開設の方でも言ったのですが、やはりエロシーンを過激に出来なかったのが正直ふまんでございます。
たぶん、そう遠くない未来に、似たような設定でもっと過激な内容のものにチャレンジすると思うので、期待していただけると嬉しいかもしれませんw

そしてなんだかリクエストのようなものが……w
うまく書けそうならそのシチュエーションは楽しそうですが、憑依が苦手なタチでもあるので、実際に書くかどうか、あまり期待せずにお待ちいただければ、と思います(汗

まろんど | URL | 2009-04-17(Fri)23:32 [編集]