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喫茶ま・ろんど

TSFというやや特殊なジャンルのお話を書くのを主目的としたブログです。18禁ですのでご注意を。物語は全てフィクションですが、ノンフィクションだったら良いなぁと常に考えております。転載その他の二次利用を希望する方は、メールにてご相談ください。

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男子校の悲劇4(了)

不意にベルトが引き抜かれる。
いつの間にか誰かの手ではずされてしまっていたらしい。
それが何を意味するのか、理解する前にズボンが引っ張られる。
「やだ…! やだっ!」
咄嗟に足をバタつかせるが、逆にズボンが脱げていくのを助ける形になってしまった。

抵抗虚しく、ズボンは簡単に脱がされてしまった。
「おー、キヨ、可愛いパンツ履いてるじゃん」
そういって下から覗きこんでくる男にムカついて、思い切り足を振り上げる。
顔面を蹴り上げてやろうと思ったのだが、たやすくかわされてしまった。
「危ないなー。誰か、足おさえててくれよ」
そう聞こえた直後、足が動かせなくなる。おそらく足も誰かに掴まれたのだろう。
手も足も動かせなくなってしまった俺は、
唯一自由に動かせる口を使って、精一杯叫んでやりたかった。
しかし、恐怖と悔しさでしゃくり上げていた俺は、それすらも思うようにすることが出来なかった。


腰のあたりに冷たい金属のような感触が触れる。
それが何なのか確認したかったが、身動きが取れないため、見る事が出来ない。
何をされるのか分らない恐怖に、不安が膨らんでいったが、すぐに、その金属の正体が分った。

しゃきん…
小さく、何かが切れるような音がする。
続いて、反対側の腰に同じ金属が触れる。
そして再び、しゃきん、と小さく音をたてた。

…ハサミだ。
ハサミで、下着を切られた…。
直後、歓声が上がる。
「おー! 見えた見えた!」
「へぇー。こんな風になってんだぁ」
「意外と毛ぇ、薄いのな」
口々に、好き勝手なことを喋っている。
「おら、一番の奴早くやれよ!このままじゃ俺ら何も見れねぇんだから!」
腕を押えていた男が不満そうな声を上げる。
「おぉ、ワリィワリィ」
そう言って、誰かが俺の足の間に入り込んできた。
俺は今からされるであろうことを察し、一層激しく抵抗をした。
今更こんな抵抗をしても意味がないのは分っていたが、それでも、諦めたくなかった。
「ちょっ…! 腰動かすなよ! うまく入れられねぇ」
そう言いながら俺の腰を掴み、ゆっくりと体重をかけてきた。
そしてその直後、想像を絶する痛みが、俺を襲った。


「やーっ! イダい! イダい!! ヤダー!」
あまりの激痛に、思わず叫んだ。
あまりの声の大きさにビビったのか、誰かの手が俺の口を覆う。
「ん”ー!! ん”ー!!」
それでも俺は叫ぶ事をやめなかった。
そうしていないと、痛みで気がおかしくなってしまいそうだったから。

俺の悲痛な叫びに対して、その痛みの原因を作ってる奴は対極的だった。
「うぉ…! すっげぇ…。気持ち良いわ、これ」
俺の悲痛な叫びなど聞こえていないかのように、快楽に浸り、ゆっくりと腰を動かしていた。
そうして腰が前後するたびに、新たな苦痛が俺を襲った。
そして、その都度、俺は体をよじり、表情をゆがめ、うめきをあげた。


1分くらいだったろうか。
徐々に早まっていた男の腰の動きが不意に止まった。
「うぉ…やべ…! もうイクわ!」
そう呟くと、ひと際大きく腰を突き入れ、俺の体に覆いかぶさってきた。

え…?ちょっと待てよ…。
もしかして今…中に…出した…?
待てよ…。俺、生理あるんだぜ。なんでそんな…。

「えー!? お前、中で出したの!? ありえないわー。この後俺らも入れるんだぜー」
誰かが文句を言っている。
「ワリィワリィ。でも、お前もやってみりゃ分かるって。マジで抜く気しなくなるから」
「知らねぇよ、そんなの! きったねぇなぁ」
「俺はヤれるんならどうでもいいよ。ほら、終わったんならどけよ」
そう言って、別の男が足の間に入ってくる。
あまりのショックに呆然とした俺は、一瞬、抵抗することに頭が回らず、
次の男の侵入を容易く許してしまった。


「あ…! やっ!」
思い出したように抵抗するが、もう遅い。
既に根元まで挿入され、俺は、新たな痛みを打ち込まれていた。

二人目ということで慣れたのだろうか。
確かに痛い…が、先ほどに比べるといくらか楽だ。
さっきは思わず叫びをあげてしまったが、これなら耐えられそうだ。
しかしそれは、叫びをあげずにいられる、というだけの話であって、何の解決にもつながらない。
「なぁ…本当に…やめて…。謝るから…」
言葉を振り絞るが、聞こえているように感じられない。
目の前の男は、ただ黙々と腰を振り続けている。

やがて、最初の男と同じように、段々と腰の動きを早くしていった。
「や…! やだ…! 抜いて!」
また中に出されると思った俺は、あらん限りの力で抵抗をする。
すると、油断もあったのだろうか、片方の足を振りほどくことが出来た。
片足だけとはいえ自由になった俺は、さらに激しく暴れ、抵抗を示すことが出来た。
「あ! こら、じっとしてろよ…あっ!」
抵抗のはずみで、挿入されていたものが抜ける。
そして、イク直前だったのだろう。抜けた瞬間、白いものが俺の腹に飛んできた。
「うわっ、ダッセぇ。中出し失敗してやんの」
「うるせぇなあ、こいつがちゃんと掴んでないから悪ぃんだよ。くっそぉ…テメェのせいだぞ!」
「ワリィワリィ。意外と力強くてさー」
「しょうがねぇなあ。おら、次誰だー!?」
次…!?
それはそうだ。
最初に渡された11万円の意味する所…。
それはつまり、22人がこの教室にいるということだ。
俺が、たった一度、抗うことに成功した、なんてことには何の意味もないのだ。
むしろ、思うように扱えないことに苛立ち、かえって俺の立場は追い込まれてしまうだけだろう。
そして事実、俺は、更にどうしようもない状態に追い込まれることになった。


身動きが取れない俺の耳に、級友達の会話が入ってくる。
「あ、次俺なんだけどさー。ちょっと待ってくんない?」
「んだよー。待ってるんだから早くやれよ!」
「いや、ほら、また暴れられても困るからさ。動けないようにしといた方が良くない?」
「あー。そうかもな。誰か、なんかない?」
「あ、俺、紐なら持ってるけど?」
「なんで持ってんだよ。まぁ良いや、どっかに縛りつけるか」
「あ、じゃあ待ってて。隣のトイレに行けばブラシとかあると思うから持ってくるわ」
「おー、頼む。んじゃ、その間にこっちで全部脱がしとくわ」

急に体が起こされる。
さっきの会話で何をするつもりなのか、大体予想がつく。
誰かの手が制服のボタンに掛かり、一個一個はずされていく。
「ほら、キヨ、脱げよ」
全部はずされた時そう言われ、後ろから袖を引っ張られる。
今の自分にできる精一杯の抵抗をしたが、殆ど効果はなく、あっさりと脱がされてしまった。
「面倒くさいからブラは切るか。おい、さっきのハサミー!」
そう言って、先ほど下着を切ったハサミを使い、ブラの紐を切った。
遂に俺は全裸にされてしまったが、今更そんなことに対して、恥ずかしさも悔しさも沸きはしなかった。


脱がされた直後、今度はうつぶせに押し倒された。
「ほら、さっきの紐よこせよ」
そう言って、後ろ手に俺の手首に紐を絡めてくる。
最初のうちは抵抗したが、動けないよう、かえってきつく縛られる事に気づき、俺は抵抗を諦めた。

不意に、顔を持ち上げられる。
何事かと思った俺の目に、数か月前まで俺にも付いていた、「物」が飛び込んできた。
なんだ…何をする気だ?

「おい! 何やってんだよー。お前」
「待ちきれなくてさー。口でやってもらおうかなーって」
「しょうがねぇなあ。噛み付かれんぞー?」
口で…? つまり、これを俺の口に…?
…上等だ、ご希望通り思い切り噛み付いてちぎってやる!
そう思って待ち構えたが、その決意は果たせなかった。


「ンゴッ! …ェ!?」
いきなり喉の奥まで突かれ、呼吸が出来なくなる。
吐き気が押し寄せ、息も苦しく、とても、噛み付く事に意識を向けられなかった。
なんとかして口から抜きたかったが、がっちりと頭を抱えられ、全く動かすことが出来ない。
「うわー。これ、マジ気持ち良いわー。マンコって、これより気持ち良いの?」
「知らねぇよ、俺、口でやってもらってねぇもん。後で俺にもやらせてみろよ」

息が苦しい。
必死にもがこうとするが、頭を抱えられており、手も縛られ、全く動かすことが出来ない。
どうにか足先だけを力なくバタ足のように動かすが、それが何の意味もない行動なのは明らかだった。


「おまたせー。ブラシ持ってきた…。うわ、何やっちゃってんの。ズリぃじゃん!」
「お前が遅ぇから待ちくたびれたんだよ。お前も後でやってもらえば良いじゃん」
「マジ!? やって良いの?」
「知らないけど、いいんじゃねぇの。それよりほら、ブラシ寄こせよ!」
俺の足が、何か棒の上に乗せられるが、口に入っている物のせいで、抵抗することが出来ない。
俺はただ、口に入っている物が引かれた瞬間に、なんとか呼吸をしようとする事で精一杯だった。
もちろん、噛み付く余裕など、全くありはしなかった。

「あー来た来た。イクわ。うっ」
「ん”ん”ーーー!」
突如、口の中にひどいにおいと味が広がった。
とても耐えきれず、吐き気がこみ上げてくる。
「うえっ! げほっ! げほっ!」
俺は、口に突っ込まれていたモノが抜かれた瞬間、ひどくせき込みながら、床にそれを吐き出した。
吐き出した後も、においは口の中に残り、その気持ち悪さにえづいてしまった。
このまま吐ければいっそ楽なのにと思ったが、その願いすら叶わなかった。
「ありゃ、キヨってば飲んでくれないの? ショックだわー」
こんなものを飲めだと? 冗談じゃあない。
せめてそいつを睨みつけてやりたかったが、せき込みが止まらず、それもままならなかった。


その時、誰か…おそらく三番目の男が俺の尻を抱え、いわゆる後背位で挿入してきた。
体勢がさっきと違うせいか、前の二人とはまた違った痛みが俺を襲う。
諦めきれずに体をよじり抵抗したが、両手足を縛られた俺の抵抗はあまりに無力だった。
不意に腰の動きが止まり、腹の中に暖かい感覚が広がった。
あぁ、また中で出された……。
悲しくなり涙がこぼれたが、それを見ても気にならないのだろう。
数秒と待たず、違う男が俺の足の間に入り込んできた。

「ん!? ん”ーーーーっ!! 痛い!痛いぃ!!」
それまで想像もしていなかった衝撃が俺を襲った。
さっきまでと全く違う新鮮な痛みだった。
「うぉ、どうした? おい、お前何やったの?」
周りで見ている奴らが驚いて、俺の尻を抱えてる男に問い掛けた。
「いや、だってさぁ。こっち、精子まみれできったねぇんだもん」
「え、マジ!? 尻の穴に入れてんの!? そっちのが汚ぇだろうよー」
違う穴に入れられたのではと感じてはいたが、改めて言葉に出され愕然とした。
こいつら、俺の体をおもちゃか何か程度にしか思っていないのか。
「いや、でも結構良いぜー。前より気持ち良いかも。前がどんなか知らないけど」
喋っている間も腰の動きは止まらない。
それどころか、例によって徐々に早くなっていく。
「ヤダヤダ、やだぁ…。助けてぇ…………」
涙交じりの声で必死に訴えたが、予想通り誰も助けてなどくれない。
それどころか、俺の頭を誰かが抱え、追い打ちのように口の中にモノを突っ込んできた。
「あんまりそうやって言われると申し訳なくなるかさー。ちょっと黙っててよ、キヨ」
頭の上あたりからそんな声が聞こえる。
「黙っててってお前、そんなんで黙らせんなよ」
「良ーじゃん、一石二鳥だしさー」
やがて、尻を抱えた男が俺の中からモノを引き抜いたのとほぼ同時に、
再び口の中に気持ちの悪い味が広がった。
すぐにまた吐き出したかったのだが、それは叶わなかった。
「キヨー、俺のはちゃんと飲んでくれよー? 飲んでくれたら抜くからさー」
頭をしっかりと押さえながら、そんな事を言ってきた。
さっきまでの俺なら、思い切り拒否した所だろうが、
呼吸も思うように出来ないこの状況を早く脱したいと思い、俺は覚悟を決めた。
ところが、いざ飲み込もうとすると、
モノが突っ込まれているせいで顎がうまく動かせず、どうやっても飲み込めなかった。
それを主張しようにも声も出ない。
首を必死に横に振っても、物理的に飲み込めないんだという俺の主張が伝わるはずもなかった。

やがて、呼吸がままならないせいだろうか、徐々に意識が遠のいていく。
あぁ、このまま窒息して死んじまうのかな…。
それなら嬉しいなぁ。
この苦しみから、抜け出せるもんなぁ……。
「あれ、キヨ、おーい。大丈夫か?」
「気ぃ失ったみたいだな。まぁ、騒がなくなるなら助かるか」
薄れゆく意識の中で、そんな会話が聞こえた気がした。


………………。
目が覚める。
体中が痛い。
身動きが取れない。
ひどいにおいが周りに立ち込めている。
何でこんなことになっているんだ?

…そうだ、思い出した。
ここは家庭科室で、俺はクラスの男たちに…。

俺が気を失っている間に、どれだけ好き勝手なことをされたのだろうか。
口の中は粘液であふれ、どうやら全身にも同じものが大量にぶちまけられているようだ。
性器だけでなく、肛門にまでひどい痛みを感じる。
力を入れてみると、「びゅぶっ」と情けない音を出し、液体が溢れてきた。
何とか首だけを動かし辺りを見回すが、誰の気配も感じられない。
どうやら、22人全員がやるべきことをやったから、帰ったということなのだろう。

「ぅ…ぇぇ…ぅああ……!」
俺は、ここにはもう誰も居ないんだという事を理解して、改めて、大声を上げて泣いた。
そして、なぜ、あの時金を受け取ってしまったのか。
なぜ、わずかでもそれを楽しいと思ってしまったのか。
自分の愚かさを嘆き、延々と涙を流し続けた……。
身動き取れない俺を見つけてもらえるまで、延々と……延々と……。

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