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喫茶ま・ろんど

TSFというやや特殊なジャンルのお話を書くのを主目的としたブログです。18禁ですのでご注意を。物語は全てフィクションですが、ノンフィクションだったら良いなぁと常に考えております。転載その他の二次利用を希望する方は、メールにてご相談ください。

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ゆでたまっ!三個目 HENTA-i×HENTA-i2

 ふぅ。用事を済ませていたら遅くなってしまいました。ともかく、ついに未踏の地、志島さんの家が……。
 うぅ、ご両親がお仕事の関係で海外に行っているのは知ってますが、それでもちょっと緊張が……。
「ごめんくだ……。た、ただいまー」
 気分ですけどね、気分。



 あぁ、凄い、これが耕也さんの……。と、とりあえずどうしましょう……。凄い緊張してきました……。
 えーっと……。だ、誰も……いらっしゃいません……よね?
 それなら……。
 本性を出してしまっても……。大丈夫ですよね。
「まずは……ベッド!」
 あぁ、この匂い。学校では決してかげなかった濃厚な志島……いえ、耕也さんの香り。汗だけじゃない。男特有の濃厚な……。こんな身近に耕也さんを感じられるなんて、凄い素敵!
 合鍵はここに来る前に作ってありますから、元に戻れたらまたこっそりお伺いしなくてはなりませんね。
 せっかくですからその際は、洗濯物から、一枚くらい下着を拝借してしまいましょう。
 ……似たような新品と入れ替えれば大丈夫ですわよね。
 あぁ、そうですわ。今のうちに、忍び込んだときに隠しカメラを仕掛ける場所を探しておかなくては。なるべく耕也さんを映す事が出来て、かつ、見つからない場所を!


「これは……どういう事なのでしょうか」
 カメラが隠せそうな場所をチェックしたら、出るわ出るわカメラの山。
 誰が仕掛けたのか、私よりも先に誰かが忍び込んで、実に合計八台も。
 しかし妙なのは、誰が仕掛けたか想像できないという点です。
 確かに耕也さんの人気は低くないですが、それでも、カメラを仕掛けたがるような人は周りには居ないはず。それほど親しい人間といえば、せいぜい――。
「新木……さん?」
 いえ、そんな筈はありませんよね。第一、新木さんがそんなものを仕掛ける理由がありませんもの。
 ……まぁ、今は考えても仕方がありませんわね。後ほど一個もちかえって、指紋を調べてみれば良いでしょう。
 それよりも今は、このチャンスを最大限に活用しなくてはなりませんし。
 そう――。せっかくの耕也さんの体。ぜひ、味わわなくては……!
 まずは上着を脱いで……。あぁ、脱ぎながらでも実感できる、夢にまで見た耕也さんのフォルム……。ここに私のカバンがあれば、デジカメでメモリ一杯撮影して帰りましたのに……。
 まぁ、そんなことを嘆いても仕方がありませんわ。そもそもこうならなければ、耕也さんの裸を見る事も叶わなかったのですから。
 さて、次は……。
「良いんですよね。今は私の体ですから……。ぱ、パンツを脱いでしまっても……」
 あぁ、夢にまで見た耕也さんの一物をついに……。一度だけ我慢できずに、トイレにカメラを仕掛けた時は先生に見つかってしまって大変でした。
 それほどまでに焦がれた神秘の園が、ついに今私の目の前に……!
「耕也? お風呂にでも入るの?」
「ふぇあ!? あ、あ、あ、ああ新木さん!? ど、どどどどうして!?」
「やだなぁ。放課後に来るって言ったじゃない。耕也こそ、鍵も掛けずに半裸になって……誘ってるの?」
 放課後……。いつの間にかそんな時間になっていたなんて。
「それに、今――。『新木さん』って言ったよね?」
 しまった。動揺してつい。ど、どうしましょう。どうにかして誤魔化さないと……。
「もしかしてあれ? 普段と雰囲気を変えてウブなカップルごっこ。みたいな」
「あ、そ、そそうなんだよ。たまにはそう。雰囲気を変えてさ!」
 彰さんが勘違いしているなら、申し訳ないけどこのまま押し切らせて……。
「って、僕もそこまで馬鹿じゃないよぅ?」
 ですよねー。
「常識で考えればここは、『たまにはご主人様と奴隷の立場を逆転させて燃えあがろうぜプレイ』って事だよね? さぁ! 耕也! 新木さんじゃなくてご主人様だろうが! 這いつくばって足の裏を舐めたまえよ!」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………あ、あの……耕也?」
 え……と……。この状況は、なんと言うのが正しいのでしょうか……。えっと……。えっと……。
「は、はい、かしこまりました、ご、ご主人様、喜んで舐めさせていただきます……」
「こ、耕也!? ひあう!」
 うぅ……。お二人の仲はもっと純粋なものだと思っていたのに、まさかこれ程までに進んでいらしたなんて……。
 ともかく今は、ばれないようにひたすらに言われたままに過ごさなくては……。
 新木さん……いえ、ご主人様の足の裏……。独特の味とにおいが……。
「な、何がどうなってるの!? この最高のシチュエーション! もしかして臨死の間際で垣間見ている夢? で、でも、夢にしては足の裏に伝わる感触が刺激的すぎぅはゆあぉ!?」
 きっと、こうやって指と指の間も丹念に舐めなければ不自然に思われますわよね。本でしか読んだ事がありませんが、なんとか誤魔化せているでしょうか……。
「す、ストップ! 耕也!!」
 ……しまった。何かおかしかったのでしょうか。
「なんだろうこれ。耕也の狙いが読めなくて逆に怖い……。期待感を高めて、最後の最後で奈落にたたき落とすとか……。いや、それにしたって、足の裏まで舐めてくるとか……」
 な、何かブツブツと呟いて……。何か私が耕也さんらしからぬ事をしてしまって疑われているのは間違いないようですが……。一体どうすれば……。
 と、とにかく今は……。
「ご主人様……。俺……わ、ワタクシに何か不手際があったのでしょうか? どうかもう一度この哀れな奴隷にチャンスを下さいませ」
 キュンっ。
 そんな音を――聞いた気がしました。

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コメント


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( ̄▽ ̄)b グッ!Job

キタ―――( ゜∀ ゜)―――ッ!
まろんどさん、絶好調ですね。
まさしく、俺参上状態!(あれっ、ちと古い?)
最高!しかも、あの彰が圧倒されてる!
すばらしい、グレイトの一言です。
爆笑レベルは、最高位の茶吹きレベルです。
(もちろん、コーヒー、紅茶、牛乳でも可、好みにより追加OK)


しかも、ストーカー女が東西南北JRーーーーー!
ウケケケケ! ¶ゞ(;-ω-)ノ☆=♀ カンカンカンッ!
失礼しました。
久しぶりに興奮して取り乱してしまいました。
いやーギャグエロ小説って、本当にいいもんですね。
十分楽しませていただきました。

今後は彰のキュンに期待~~。
ところで本物の耕也君はどこに~眠り続けていたというオチはないですよね?

月のない夜には気を付けろ! | URL | 2009-06-06(Sat)23:50 [編集]


ああ暴走している。
ヘンタイxヘンタイはムテキでステキですね。
ほんと先が読めなくていいですよ。
というかいろいろと耕也南無。

そして昨日はいろいろとお話できて楽しかったです。
週末ぐらいにはまた顔を出すと思いますのでそのときは
またよろしくお願いしますね。

もあ | URL | 2009-06-07(Sun)20:59 [編集]


(;´Д`)ハアハア

さて、今日の予想タイムのお時間がやって参りました。(勝手に命名)
本日のテーマは、今回の彰アイテムは何?です。

ゆでたま1 彰のアソコにゆでたまご +(ムヒ・掃除機・ニンジン)
ゆでたま2 耕也のアソコにはちみつ +(おむつ、ムヒ類、耕也の靴という説もあり)
ゆでたま3 ?

食べられそうな身近にあるもので、エロい使い方のできそうなモノといえば、・・・・・
今の時期、素肌にアイス&ソフトクリーム?
コンデンスミルクだとはちみつと似てそうだし、うーん、難しい。
こんにゃく?
協議の結果、バター犬?いえ、バター猫ですね。マーガリンは以下同文。
何処に使われるかといえば、『お尻専門アンソロジー‐尻穴専科‐』ということで決定?

耕也はどこに行ったんだについて
あれから寝ながら考えたところ、
耕也は二人が修羅場な濡れ場になった所に、都合良く帰ってくるという分析結果ができました。
理由は、もちろん両親は仕事で海外にいるから、わざわざ他人の家に行く必要が無いからですね。
もちろん最大の理由は、そうなるのが絶対面白いに決まっているからです。
いやまてよ、彰の事が満更でもない耕也なら、隠れ変態という考え方もできるし、
あえて彰の目(盗撮カメラ)が届かない彼女の家で、あんな事やこんな事をするという手も・・・
いやあ、妄想世界の可能性って無限大ですね。


読後のノリでストーカー女だとコメントしましたが、再度考えると腐女子風妄想女のほうがよりピッタリかも?耳年増だとゴロが悪いし。

月のない夜には気を付けろ! | URL | 2009-06-07(Sun)21:10 [編集]


>月のない夜には気を付けろ!さん
コメントありがとうございます。
それほどまでに興奮していただいて、作者としても感無量でございますw

ちなみに、本日更新分の通り、月のない夜には気を付けろ!さんの、
先読み能力の鋭さになかなか感心しておりますw
とはいえ、あの二人に挟まれてる立場上、
(しばらくは)耕也君はまともな人間としてふるまってもらう予定ですので、
物足りない濡れ場に関してはいささかご辛抱下さいw

そんなわけで、励ましの言葉を励みに、今日も筆が走るまろんどさんでございますよぅ。


>もあさん
コメントありがとうございます。
ギャグ物は書けないと周りに言い張っていたのに、
気がつけばこんな事になっていて複雑なまろんどさんなのですw

とはいえ、非常に楽しんで書いている作品なので、
ネタが尽きるその日まで、
どうぞお付き合いいただけると嬉しいのでございます。

チャットではこちらも楽しかったです。
というか、読者様と話すなぞ初めてだったので、
普通に緊張いたしましたw
またお話しできる日を楽しみにしておりますね♪

まろんど | URL | 2009-06-07(Sun)23:08 [編集]