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喫茶ま・ろんど

TSFというやや特殊なジャンルのお話を書くのを主目的としたブログです。18禁ですのでご注意を。物語は全てフィクションですが、ノンフィクションだったら良いなぁと常に考えております。転載その他の二次利用を希望する方は、メールにてご相談ください。

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ゆでたまっ!三個目 HENTA-i×HENTA-i4

「で、と……。どうかなぁ。やっぱりもう一回頭をぶつけるとか? 出来ればあの激痛は避けたいけど……」
「でしたら……。ぜひ一度試してみたい手法があるのですが」
 そう。最も定番のあの方法を……!
「え? それって……うぇ!?」
「こ、こういう時は、まぐわう事で元に戻るというのが定番ですから、ぜ、ぜひ試してみましょう」


「ち、ちょ! 加賀見さん、落ち着いて!」
「今は私の力が上ですから抵抗しても無駄ですわよ。さぁ、ほら。諦めて脱いでくださいまし」
 いざとなったら破いてしまっても構いませんけどね。このチャンスに服がもったいないとか言ってられませんわ。
 ほぅら。これでもう最後の……一枚!
「うあ! だ、駄目だって!」
「……あらあらまあまあ。志島さん。女子はおトイレに行ったらちゃんと拭かなくてはいけませんのよ」
 でもその無知さが素敵! そこを指摘されて顔を赤らめている耕也さんがもう……!
「く……ふぁ……! か、加賀見さん、胸を舐めないで……!」
 もう我慢できない! ってあれ? 私はまだなにも……。
「何してるの加賀見さん! 君は左のサクランボを早く舐めて! 耕也ってば! こんなに固くしちゃってもう!」
「……あ、新木さん? さ、さくらんぼ?」
「………………彰なら遠慮はいらないな」
「ほへ? こほぐれっ!」
 うわ……私の細腕でも喉輪って効くんですのね。あぁ……新木さんの顔がみるみる紫色に……。
 ……あれ? もしかして、今ってチャンスかもしれませんわね。
 えいっ。
「うわっ!?」
「志島さん。楽にしてくださいませ。私の体ですから、どこをどうすればいいか、私が一番知っておりますわ」
「ち、ちょ……! 本当に舐めないで!」
「げほっげほっ……。か、川の向こうに肉棒の園が見えた……。はっ。好機!?」
 ……それって三途の川で、見えたのは安らぎの地でしょうか。……安らぎ?
「僕が両腕を押さえておくから! 早く骨抜きに!」
「え? あ、はい、分かりました! ありがとうございます!」
「分かるなー! 加賀見さんだけでも落ち着けぇ!」
 私の弱い所……。まずは脇腹から丹念に……!
「ふあっ! やっ! ちょ……!」
 胸元からおへそに向かってゆっくりとくすぐるように……。
「ほらほら耕也。いくら暴れても無駄だよ。耕也の喘ぎ声が聞けるなら、僕は命も問わないんだから!」
「んなもんに命をかけるなぁ!!!」
 腰骨から陰毛に向かって丁寧に舌を這わせつつ、大切な部分をに指を……!
「ふわぁ!? そ、そこは! くふぅ……!」
 すごい、私ってこんなに感じたかしら? 分からないけど……。もう余裕なのは確かですわね。
「うわ、ビクビク体を震わせて……。汗が珠みたいに浮いてるよ。スポイトで集めて飲んだらおいしいだろうなぁ」
 ……物理的には私の汗なんですけれども。
 まぁ、それはともかくもう我慢できませんし、こ、このまま……!
「はぁ。はぁ。ふ、二人とも、話を……!」
「このまま……入れてしまいますわね」
「か、加賀見さん! それは待って! 頼むから一度落ち着いて!」
 そう言われても、もう待てませんわ。
「だ……」
 ほぅら。もう腰を押しこむだけで……。
「ダメー!!!!!!!」
 どんっ!
 ふぇ!?
「童貞だけは……。耕也の童貞だけは僕のなのー!!! 他は何しても良いけど、挿入だけはダメ―!!!」
 え? えぇー? ココまでやっておいてそれはないんじゃありません!?
「えぐっ、えぐっ。どうしてもするならアナルセックスで我慢してよぅ。お願いだよぅ……」
「戯言を呟きながらマジ泣きするな……彰……」
 いや、というか……。
「童……貞?」
 冗談……ですわよね? だって……。
「だって、あんな事までするような仲なのに……」
 ポカンとして聞き返してしまいましたが、彰さんは大粒の涙を零しながら「アナルなら。アナルなら良いから」と呟くばかり。
「加賀見さん。まぁ……その……そういう事だから……」
「あ、し、志島さん……。……本当なんですか? その、ど……その、それって」
 答えを聞かずとも、耕也さんの苦々しい笑顔を見れば、それが事実である事は容易に判断できます。
「という事は、その……新木さんも?」
「えぐっ。えぐっ。処女だよぅ。まだゆで卵しか入れた事無いよぅ」
 今、微妙な単語が聞こえた気がしますが気のせいでしょうか。
「そうでしたか……。お二人は婚約してるとも聞いていたので、てっきり……」
「いや、それも彰が勝手に言ってるだけなんだけどね」
 え!?
「えぐっ。えぐっ。勝手じゃないよぅ。ちょっと学校で噂流しつつ合成写真を先生に渡して既成事実を捏造しただけだよぅ」
「合成写真? それは初耳だぞ」
「だって言ってないもん」
「………………」
 ……ちょっとだけ見てみたいかも。というか、人間の体ってあんな勢いで吹っ飛んでも平気なのですねぇ。案外丈夫ですこと。
 ………………あ、いけない。あまりに華麗な吹っ飛び方に肝心な事まで頭から吹っ飛んでしまいましたわ。
「あ、あの、という事は……。あの……。その……」
「うん?」
 ずっとこの一言が言えなくて後悔してたけど……。でも、ここで精いっぱいの勇気を振り絞らないと……! もう、後悔し続けるのは嫌ですわ!
「そ、その……。わ、私にもチャンスがある……という事でしょうか……。こ、婚約の……!」
「え!?」
「ふぇ!?」
 うわあ。新木さんてばもう起き上がって。回復が早いですのねぇ。
「わ、私、ずっと志島さんが好きで……! だ、だから! え、えっと……!」
「加賀見さん」
「は、はひっ!」
「悪いけど、それは応えられない。本当にごめん」
「………………」
「確かに彰とは婚約はしていないけど、でも、だからって嫌いな訳じゃない。むしろ、俺のために女になってまで転校してきてくれたんだ。俺はその想いに応えたいと思ってる」
「そう……ですか……って、え? 女になってまで?」
「こ、耕也!!!」
「え? あれ? あ、彰。お前、言ってなかったのか!? 俺はてっきり……!」
「言ってないよぅ! 加賀見さんを襲う時間しかなかったじゃない!」
 明らかに不要な時間ですわよね、それ。
 ……じゃなくて!
「ち、ちょっと待って下さい。あ、新木さんはその……。男の方だったんですか!?」
「い、いや、その。なんというか……えっと……」
「耕也、口が滑ったのは仕方ないよ。ちゃんと話して分かってもらおう」
「ぐあぁ……。お、俺は彰に慰められるほどの大ポカをやらかしたのか……!」
 二人とも酷く取り乱して……。というか、何も理解していない私が一番混乱しているのが正直なところですが……。
「はぁ。仕方ない……。加賀見さん。少し長くなるけど全部話すよ。あれは――」

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コメント


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後半下半身丸出しで真面目な話してるのかこいつらw

| URL | 2009-06-08(Mon)23:23 [編集]


予想外れまくり_| ̄|○ 

どうも、そうみたいですね名無しさん。
絵面を考えてしまうと間抜けですねぇ。

ここから、彰のゾンビ伝説が始まる。なんてハズはなくて・・・
彰は相変わらず回復が早い。
しかも、回復が早くなっている?
こいつ、スーバーサイヤ人か?

>まぐわう事で元に戻るというのが定番
ううーむ。
そんな定番聞いた事が無い・・・エロ路線としては正しいのだけど。
ここで濡れ場が・・・でも後半を見ると、これはこれでよかったのかもと思いました。
満更でもない態度を見せながら、口には出さなかった耕也がハッキリと言ったわけですから。
ハッピーエンドを期待してます!まろんどさん。

>川の向こうに肉棒の園が見えた
嫌だ、嫌すぎる。百万国まんじゅう
(ローカルネタで申し訳ない。知らない方はググッて見れば分かります。)
ちなみに、私は食べた事が無いです。

月のない夜には気を付けろ! | URL | 2009-06-09(Tue)01:25 [編集]


定番の展開ですね。
そして耕也君から語られる、彰との馴れ初めにワクテカ

しかし、彰が男だったとか、あの状況でなくても
普通そこまで言わないって。
やっぱり前半で相当思考能力が削がれたんですかね。

もあ | URL | 2009-06-09(Tue)06:28 [編集]


>名無しさん
コメントありがとうございます。
正確には、耕也(小春さんボディ)が全裸。
小春さん(耕也ボディ)が下半身丸出し。
彰が(何故か)ノーパン、と言ったところですね。
作中では一切描写されておりませんが、状況を察した彰は、とりあえず下着だけでも脱いで置くべきだと判断し、悩みながらそっと脱ぎ棄てていたのでございます。
そんな間抜けな様子をうまく想像して頂けたのであれば、まろんどさんもニヤリが止まらないというものでございます。


>月のない夜には気を付けろ!さん
コメントありがとうございます。
全く、話が進むたびにキャラクターが強烈になってしまって……。
一個目で手の平を舐められていただけでテンパっていた奴とは思えませぬね。
今後も、話が進むたびに確実に強烈になっていく事でしょう。
耕也が突っ込み切れるのか、それだけが心配でございまする……。

なお、まぐわうのが定番というのは、定番だから言っているというより、小春の、そっちに話を持っていきたいという願望だと思っていただけると良いかもしれませんw
あとは、少しくらい濡れ場を書きたいまろんどさんの願望です(ぇ


>もあさん
コメントありがとうございます。
誠に申し訳ない……!
本日アップ分を読めば分かる通り、重要な部分はすっ飛ばされてしまいました。
詳しい話は、いつの日か書くかもしれない零個目を待っていただくしかありませぬ。
どうかそれまでは、現状知りえている情報だけでの脳内保管をお願いいたす次第でございます。

尚、彰が男だった件について口を滑らせた理由については、もあさんのその意見を丸ごと採用させていただきたく思います(ぇ
え? ご都合主義もしくは手抜き? きっと気のせいなのですよぅ。

まろんど | URL | 2009-06-09(Tue)21:45 [編集]


突っ込み?

>耕也が突っ込み切れるのか、それだけが心配でございまする……。

いやぁ、突っ込みきれない時には、
別なものをピー(自主規制)すれば良いじゃないですか。
正面からの攻め(責め?)に弱い彰の事、大丈夫かと・・
(一体何が大丈夫なのかは不明ですが)

月のない夜には気を付けろ! | URL | 2009-06-10(Wed)00:11 [編集]


>月のない夜には気を付けろ!さん
そうですよねぇ。
よくよく考えて見れば、まだニンジンと蜂蜜くらいしか突っ込んでいない訳ですから……。
まだまだ突っ込みの可能性は(いろんな形で)存在しますよね。
そんな訳で、きっと大丈夫だとまろんどさんも思いましたです。
(何が大丈夫かはさっぱりですが)

まろんど | URL | 2009-06-10(Wed)20:30 [編集]