2ntブログ

喫茶ま・ろんど

TSFというやや特殊なジャンルのお話を書くのを主目的としたブログです。18禁ですのでご注意を。物語は全てフィクションですが、ノンフィクションだったら良いなぁと常に考えております。転載その他の二次利用を希望する方は、メールにてご相談ください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

書評及び画評

書評はともかく画評ってなんだ……。
あれか? プリントを掲示する時に大活躍する(画鋲
それともあれか? あのSNKの名作格闘ゲーム(餓狼
あるいはあれか? ジャンプでラッキーマンを連載していた(ガモウ
もしくはあれか? 寄り切られると負けるあの(土俵

で、それはさて置き。
取り敢えずは書評から。

諸事情により知人から化物語(上)を借りる事ができまして、先日読了。
なんとなく漠然と敬遠していた西尾維新ではありましたが、
お勧めされた経緯もあり、最近めだかボックスが好きなまろんどさんとしては正直興味があったところなので、
有難く読ませていただきました。
借りた本に「上」と書いてあったので、半端で終わらないか心配しましたが、幸い60半端くらいで済みました(何
基本は短編形式になっており、上巻だけでも三つの事件が解決されるので、区切りは良いのでございましたよ。
しかし、諸々の過去が語られない辺りは少々もやっとですね。
ていうか、あまりに当然のように過去の事件が土台として進んでいるため、
何かの続編なんじゃないのか、と常にハラハラしながら読む事となりました。
まあ、読み進めるうちに「ああ、そのうち語られる的な空気だな」という印象が強くなりましたが。

ともあれ内容について。
正直に言うと、分解して各要素をピンポイントで見ると、それはもうとても面白いのだけど、
それの混ぜ合わさり方が少しばかりまろんどさんの味覚にマッチしませんでした。
つまり、シリアスなシーンはシリアスでシーンにのめり込める面白さがある。
ギャグシーンはギャグシーンで口元が勝手に緩んでしまう程面白い。
しかしだからと言ってシリアスシーンでギャグが展開されてしまうと、
なんだかこういうのを読みなれないまろんどさんは困惑してしまいます。
ライトノベルはこういうものなんだ、と言われればそれまでなのかもしれません。
しかして、なんというか、超うまいのは確かなんだけど、
食べ慣れてないからどことなく調味や香りに困惑してしまう、どこかの国の現地料理のような印象を持ちました。

などと、やや不満そうな事を言いつつ、化物語のDVDを借りてきてるんだから困ったもんですね(画評1に続く)
その上、ギャグシーンを読みつつ「ああ、ゆでたまっ!書きたいなあ」なんて思ったりするのも困ったもんです。



続いて、画評。
その一。
前述の通り、化物語を借りてきました。
と言っても既に読了している上巻部分に該当する、さらに抜粋された二巻まで。
なんで上巻部分全体に該当する三巻まで借りなかったのか。
それは、まずは様子見だから。
じゃあ何故一巻だけに留めておかなかったのか。
それは、まよいちゃんが見たかっげふん。
取り敢えず感想としては、まよいちゃんが可愛かったです。それだけは確かだ(ぉ


その二。
化物語と一緒に、気になっていた映画、パラノーマルアクティビティを借りました。
超常現象に悩まされるカップルが、その正体を探るべく、日常生活でビデオカメラを回し続ける。
という映画でございます。
ブレアウィッチなんとかジェクトしかりのハンディカメラムービーですね。
この手の映画はドキュメンタリー風の流れが楽しめますが、画面酔いし易いのが難点で。
なにぶん、まろんどさんはその手の酔いにはかなり弱い部類ですからね。
なんて事に不安を覚えつつ見たわけですが、非常に良いホラーで満足いたしました。
見た後で、ウキウキしながらネットで他者の感想を探ってみたくらいです。
……が、そしたら超評価低くてびっくりでした。
アマゾンも評価1の方がだいぶ多いし。
ううん、世間一般と感性が合わなくなってきているのかなあ。
物を書く人間としては不安になる結果ですね。

しかし、少しだけ弁明させてもらえるならばさせていただきたい。
他の人の感想で多くあった、
「ストーリーが皆無」
の点に関して。
そもそも設定としてドキュメンタリー形式の映画なのだから、
ストーリがないだろう事なんてのは見る前に分かる事。
ただ、発生した事実のみを編集して垂れ流した形に作られているのだから、
筋立てされたストーリーが存在する方が不自然ではないのか、と。
それと、オチがワンパすぎる、というのも結構目についたのだけど、
「このビデオを提供してくれた●●警察に感謝します」
という映画冒頭のシーンで明らかにオチが示唆されていて、もうこの時点で結末がほぼ分かるわけですよ。
これら二点から、ストーリーを楽しむ映画ではない、というのはもう確定的に明らかな訳です。

しかし、まあ、なんていうか、その。
「これは間違いなく悪魔の仕業だ。でもエクソシストなんか信用できない。
だから俺が自力で退治してやる。でもどうやれば良いかは分からないけどな!」
という思考の彼氏の頭ん中はそれはもうどうしようもなく心配になります(ぉ
その他にも、彼女との約束を即破りしたり、すぐ怒ったり、煽ったり。
彼女は彼女で結構首をかしげる行動取るし。
その辺の展開やキャラ的な安っぽさは、確かに、萎える原因になりました。

それでも、総合的に見たら、まろんどさんは実に楽しめました。
近年見たホラー系映画では、ファイナルデッドサーキットよりは間違いなく楽しめました(何
………………。
あ、一作目のファイナルデスティネーションは名作ですよ。
超お勧め。

そんなわけで、割と充実した最近ライフでした。

PageTop